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🔭 2027年度 薬価改定の見通し

2027年4月の中間年改定は、実施の有無・対象範囲とも告示前です。本見通しは価格の予測ではなく、現在の指定状況と過去の改定実績から各品目に適用され得る規定を整理したものです。

収載中の全12,315品目を、現在の指定状況から「適用され得る規定」で分類した集計です。 各品目の詳細は薬品ページの改定カルテで確認できます。

基礎的医薬品(維持見込み) 1,958品目(15.9%)
基礎的医薬品の指定が継続する場合、薬価は維持されます(第3章第8節1)。不採算品再算定の指定実績もあります(2022-10)。
例: 注射用レザフィリン100mgノボセブンHI静注用5mg シリンジ注射用アナクトC2,500単位グロベニン-I10%静注20g/200mL乾燥はぶウマ抗毒素
新薬創出等加算(実質維持見込み) 724品目(5.9%)
後発品が収載されるまでの間、加算により薬価は実質維持されます(第3章第9節)。実勢乖離が全品平均を超える場合は例外的に引き下げられます。
例: ゾルゲンスマ点滴静注ルクスターナ注ブレヤンジ静注キムリア点滴静注イエスカルタ点滴静注
長期収載品(G1引き下げ継続の可能性) 812品目(6.6%)
2026年4月改定でG1・補完的引き下げが適用されています。後発品への置換えが進む限り、次回以降の改定でも段階的な引き下げが継続する制度設計です(第3章第4節)。
例: ヒュミラ皮下注80mgシリンジ0.8mLヒュミラ皮下注80mgペン0.8mLリツキサン点滴静注500mgアリムタ注射用500mgアバスチン点滴静注用400mg/16mL
不採算品再算定の指定実績あり 1,120品目(9.1%)
不採算品再算定の指定実績があります(2022-04、2026-04)。原価・供給状況次第で再指定(引き上げ・維持)の可能性があります(第3章第8節2)。
例: キュービトル20%皮下注8g/40mLキュービトル20%皮下注4g/20mLハイゼントラ20%皮下注4g/20mLシリンジハイゼントラ20%皮下注4g/20mLゼノンコールド
後発品(価格帯単位の実勢価改定) 3,937品目(32.0%)
同一成分・規格の価格帯(バンド)単位で加重平均に基づき改定されます(第3章第7節)。中間年改定が実施される場合、過去の例では乖離率が全品平均の一定倍を超える品目のみが対象でした。
例: アガルシダーゼ ベータBS点滴静注35mg「JCR」ウステキヌマブBS皮下注90mgシリンジ「F」ウステキヌマブBS皮下注45mgシリンジ「YD」ウステキヌマブBS皮下注45mgシリンジ「F」ウステキヌマブBS皮下注45mgシリンジ「ニプロ」
通常改定(乖離率次第) 3,764品目(30.6%)
特別な規定の適用は現時点で確認されていません。中間年改定が実施される場合、過去の例では乖離の大きい品目のみが引き下げ対象でした(第3章第1節)。
例: エレビジス点滴静注ゾルゲンスマ髄注アクーゴ脳内移植用注アムシェプリエルゾンリス点滴静注1000μg
分類は現時点のフラグ(基礎的医薬品・新薬創出等加算・後発品収載状況)・2026年4月改定の判定・ 不採算品再算定の指定履歴に基づきます。判定ロジックは改定カルテの読み方を参照。