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制度解説・データレポート
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イミフィンジ点滴静注500mg(500mg10mL1瓶)の薬価

イミフィンジ点滴静注500mgはアストラゼネカが製造販売するデュルバルマブ(遺伝子組換え)を有効成分とする注射薬(先発品)です。2026年4月改定時点の薬価は282,585円です。直近改定の前回比は+2.5%(2025年4月 275,693円 → 282,585円)です。

薬価
282,585円(2026-04改定)
成分
デュルバルマブ(遺伝子組換え)
規格
500mg10mL1瓶
区分
先発品
製造販売
アストラゼネカ
供給確保医薬品
C群(令和7年厚生労働省告示第292号)
供給状況
①通常出荷(2023-10-05時点)
再審査期間満了日
2026-07-01

イミフィンジ点滴静注500mgの1ヶ月の自己負担(薬剤費の目安)

月1回・1回1瓶・30日分で服用した場合の薬剤費は282,585円(薬価282,585円 × 1瓶)です。窓口で支払う自己負担額の目安は次のとおりです。

3割負担
84,776円(高額療養費の上限に達する可能性あり)
2割負担
56,517円(高額療養費の上限に達する可能性あり)
1割負担
28,258円(高額療養費の上限に達する可能性あり)

実際の支払いは高額療養費の自己負担限度額で頭打ちになります。限度額は年齢・所得区分と、その月に世帯でかかった医療費の合計で決まるため、この薬の薬剤費だけからは確定できません。上の金額は上限を適用する前の値です。

調剤基本料・薬学管理料などの技術料は含みません。公費・高額療養費の適用も反映していない概算です。用法・用量は添付文書および処方医の指示にしたがってください。

イミフィンジ点滴静注500mgの今後の見通し

2027年4月の中間年改定は、実施の有無・対象範囲とも告示前です。本見通しは価格の予測ではなく、現在の指定状況と過去の改定実績から各品目に適用され得る規定を整理したものです。

次回改定
2027年4月(中間年改定)の予定です。改定対象となる品目範囲は告示前です。後発品が未収載のため、長期収載品ルール(G1/G2)の対象外です。
薬価維持(新薬創出加算)
新薬創出加算(革新的新薬薬価維持制度): 維持(2026年4月時点)。2022〜2023年度 対象 / 2024年度 対象・非維持(乖離率が平均超(推定)) / 2025年度〜 加算維持。加算で薬価が据え置かれた品目。次回も実勢価との開き(乖離率)が全品目の平均以下なら据え置きの見込みです。(収載2018-08・制度上の上限(収載15年)2033-08)。判定は各年度の改定時点の厚生労働省公表リストによる。制度の解説
後発品参入(再審査期間)
再審査期間の満了日は2026-07-01です(承認日2018-07-02から8年)。満了後に後発品の承認申請が制度上可能になります。特許の状況や承認審査・薬価収載(年2回)の時期により、実際の参入時期は前後します。出典: PMDA 新医薬品承認品目一覧・薬事審議会 部会議事録。

イミフィンジ点滴静注500mgの薬価は2019年10月の467,245円から2026年4月の282,585円へ、4回の価格改定を経て39.5%下落しています。

イミフィンジ点滴静注500mgの薬価推移

改定年月薬価前回比改定理由
2019年10月467,245円
2020年4月467,245円±0.0%
2021年4月413,539円-11.5%
2022年4月413,539円±0.0%新薬創出等加算による価格維持(PMP) 新薬創出加算: 加算対象
2023年4月310,154円-25.0%
2024年4月275,693円-11.1%通常改定(市場実勢価格改定) 新薬創出加算: 加算対象・非維持
2025年4月275,693円±0.0%新薬創出等加算による価格維持(PMP) 新薬創出加算: 加算維持
2026年4月282,585円+2.5%薬価改定時加算(迅速導入)

−=引き下げ/+=引き上げ。「—」は公的リスト等で機序を確定できない変動(参考判定は改定理由ページへ)

改定理由と根拠を見る →

同種薬の価格比較(デュルバルマブ(遺伝子組換え)・500mg10mL1瓶)

製品名 / メーカー区分薬価 / 前回改定率
イミフィンジ点滴静注500mg 表示中
アストラゼネカ
先発品282,585円
275,693円
+2.5%

他の規格:120mg2.4mL1瓶 69,568円〜

デュルバルマブ(遺伝子組換え)の全製品を見る →

同効薬(同じ薬効分類)

デュルバルマブ(遺伝子組換え)と同じ薬効分類に属する他成分の代表的な先発品です。

L-アスパラギナーゼ4,850円〜3-ヨードベンジルグアニジン1,072,335円〜アテゾリズマブ445,699円〜アザシチジン19,862円〜アカラブルチニブマレイン酸塩水和物11,705.70円〜アキシチニブ1,446.30円〜アシミニブ塩酸塩4,729.80円〜アカラブルチニブ11,705.70円〜アパルタミド2,022.70円〜アナストロゾール107.50円〜

添付文書情報(出典:PMDA)

効能・効果

切除不能な局所進行の非小細胞肺癌における根治的化学放射線療 法後の維持療法 切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌 非小細胞肺癌における術前・術後補助療法 進展型小細胞肺癌 限局型小細胞肺癌における根治的化学放射線療法後の維持療法 切除不能な肝細胞癌 治癒切除不能な胆道癌 進行・再発の子宮体癌 膀胱癌における術前・術後補助療法 効能又は効果に関連する注意 5. 〈切除不能な局所進行の非小細胞肺癌における根治的化学放射線療 法後の維持療法〉 5.1 根治的化学放射線療法後に疾患進行が認められていない患者を 対象とすること。 〈切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌〉

用法・用量

〈切除不能な局所進行の非小細胞肺癌における根治的化学放射線療 法後の維持療法〉 通 常 、成 人 に は デ ュ ル バ ル マ ブ( 遺 伝 子 組 換 え )と し て 、1 回 1500mgを4週間間隔で60分間以上かけて点滴静注する。投与期 間は12カ月間までとする。ただし、体重30kg以下の場合の1回投 与量は20mg/kg(体重)とする。 〈切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌〉 トレメリムマブ(遺伝子組換え)及び白金系抗悪性腫瘍剤を含む他 の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはデュルバルマブ (遺伝子組換え)として、1回1500mgを3週間間隔で4回、60分間以 上かけて点滴静注する。その後、デュルバルマブ(遺伝子組換え)と して、1回1500mgを4週間間隔で60分間以上かけて点滴静注す る。ただし、体重30kg以下の場合の1回投与量は20mg/kg(体重) とする。 ベースラインの2.5倍未 満に回復するまで本剤 を休薬する。 本剤の投与を中止する。 Grade1以下に回復する まで本剤を休薬する。 ・Grade1以下に回復す る ま で 本 剤 を 休 薬 す る。

副作用

程度※ 処置 術前補助療法では、他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成 人にはデュルバルマブ(遺伝子組換え)として、1回1500mgを3週 間間隔で4回まで、60分間以上かけて点滴静注する。その後、術後 補 助 療 法 で は 、デ ュ ル バ ル マ ブ( 遺 伝 子 組 換 え )と し て 、1 回 1500mgを4週間間隔で12回まで、60分間以上かけて点滴静注す る。ただし、体重30kg以下の場合の1回投与量は20mg/kg(体重) とする。 肝機能障害 ( ベ ー ス ラ イ ン の AST若しくはALT が基準値上限を超 えている肝悪性腫 瘍を有する患者) ・AST若しくはALTがベー スラインの2.5~7倍、か つ基準値上限の20倍以下 に増加した場合 ・AST若しくはALTがベー スラインの2.5~5倍、か つ基準値上限の20倍以下 に増加し、加えて総ビリル ビンが基準値上限の1.5~ 2倍に増加し、本剤以外に 原因がない場合 ・AST若しくはALTがベー スラインの7倍超、又は基 準値上限の20倍超に増加 した場合 ・総ビリルビンが基準値上 限の3倍超まで増加した 場合 ・AST若しくはALTがベー スラインの2.5倍超、かつ 総ビリルビンが基準値上 限の2倍超まで増加し、本 剤以外に原因がない場合 大腸炎・下痢 Grade2の場合 Grade3の場合 〈進展型小細胞肺癌〉 白金系抗悪性腫瘍剤及びエトポシドとの併用において、通常、成人 にはデュルバルマブ(遺伝子組換え)として、1回1500mgを3週間 間隔で4回、60分間以上かけて点滴静注する。

高齢者への投与

患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生 理機能が低下している。

妊婦・授乳婦

併用する他の抗悪性腫瘍剤は、「17.臨床成績」の項の内容を熟知 し選択すること。[17.1.3参照] 〈限局型小細胞肺癌における根治的化学放射線療法後の維持療法〉 7.5 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立 していない。 〈切除不能な肝細胞癌〉 7.6 本剤の用法及び用量は「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、併用 投与及び単独投与の有効性及び安全性を十分に理解した上で、選 択すること。[17.1.6参照] 〈進行・再発の子宮体癌〉 7.7 カルボプラチン及びパクリタキセルとの併用において投与を開 始すること。 〈膀胱癌における術前・術後補助療法〉 7.8* 本剤と併用するシスプラチンの用法及び用量は、「17.臨床成績」 の項の内容を十分に理解した上で選択すること。[17.1.9参照] 8. 8.1 重要な基本的注意 本剤のT細胞活性化作用により、過度の免疫反応に起因すると 考えられる様々な疾患や病態があらわれることがある。観察を十 分に行い、異常が認められた場合には、過度の免疫反応による副作 用の発現を考慮し、適切な鑑別診断を行うこと。過度の免疫反応に よる副作用が疑われる場合には、副腎皮質ホルモン剤の投与等を 考慮すること。

※ 本情報はPMDA添付文書に基づきます。必ず最新の添付文書・処方医にご確認ください。

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薬価DB 1.2万品目・改定履歴14.5万行/R8薬価算定基準・中医協議事録206回分を参照

薬剤を選択してから質問すると、薬価・後発品情報も参照できます。

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