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バンコマイシン塩酸塩点滴静注用0.5g「明治」(0.5g1瓶)の薬価

バンコマイシン塩酸塩点滴静注用0.5g「明治」はMeiji Seika ファルマが製造販売するバンコマイシン塩酸塩を有効成分とする注射薬(局方品)です。2026年4月改定時点の薬価は980円です。直近改定の前回比は+30.0%(2025年4月 754円 → 980円)です。

薬価
980円(2026-04改定)
成分
バンコマイシン塩酸塩
規格
0.5g1瓶
区分
局方品
製造販売
Meiji Seika ファルマ
供給確保医薬品
A群(重要供給確保医薬品)(令和7年厚生労働省告示第292号)
供給状況
①通常出荷(2026-08-25時点)

バンコマイシン塩酸塩点滴静注用0.5g「明治」の1ヶ月の自己負担(薬剤費の目安)

月1回・1回1瓶・30日分で服用した場合の薬剤費は980円(薬価980円 × 1瓶)です。窓口で支払う自己負担額の目安は次のとおりです。

3割負担
294円
2割負担
196円
1割負担
98円

調剤基本料・薬学管理料などの技術料は含みません。公費・高額療養費の適用も反映していない概算です。用法・用量は添付文書および処方医の指示にしたがってください。

バンコマイシン塩酸塩点滴静注用0.5g「明治」の今後の見通し

2027年4月の中間年改定は、実施の有無・対象範囲とも告示前です。本見通しは価格の予測ではなく、現在の指定状況と過去の改定実績から各品目に適用され得る規定を整理したものです。

次回改定
2027年4月(中間年改定)の予定です。改定対象となる品目範囲は告示前です。後発品が未収載のため、長期収載品ルール(G1/G2)の対象外です。
適用され得る規定
基礎的医薬品 → 薬価維持の見込み — 基礎的医薬品の指定が継続する場合、薬価は維持されます(第3章第8節1)。不採算品再算定の指定実績もあります(2024-04、2026-04)。

バンコマイシン塩酸塩点滴静注用0.5g「明治」の薬価は2021年4月の681円から2026年4月の980円へ、3回の価格改定を経て43.9%上昇しています。

バンコマイシン塩酸塩点滴静注用0.5g「明治」の薬価推移

統一名収載の期間があります(2021年4月〜2022年4月)。最低価格帯の後発品は銘柄名でなく統一名「バンコマイシン塩酸塩0.5g静注用」で告示されるため、この期間の薬価は統一名の値です(MEDIS HOTコードマスターで銘柄との対応を確認)。

改定年月薬価前回比改定理由
2021年4月681円統一名収載
2022年4月681円±0.0%統一名収載
2023年4月749円+10.0%
2024年4月754円+0.7%不採算品再算定
2025年4月754円±0.0%基礎的医薬品(薬価維持)
2026年4月980円+30.0%不採算品再算定

−=引き下げ/+=引き上げ。「統一名収載」=その改定は統一名で告示(価格は統一名の値)。「—」は公的リスト等で機序を確定できない変動(参考判定は改定理由ページへ)

改定理由と根拠を見る →

同種薬の価格比較(バンコマイシン塩酸塩・0.5g1瓶)

バンコマイシン塩酸塩点滴静注用0.5g「明治」は同一成分・同一規格6品目中、薬価が安い順で5番目です。

製品名 / メーカー区分薬価 / 前回改定率
塩酸バンコマイシン点滴静注用0.5g(OK)
大蔵製薬
先発品704円
710円
-0.8%
バンコマイシン塩酸塩0.5g静注用不明980円
648円
+51.2%
バンコマイシン点滴静注用0.5g「トーワ」
東和薬品
局方品648円
648円
±0%
バンコマイシン塩酸塩点滴静注用0.5g「サワイ」
沢井製薬
局方品681円
681円
±0%
バンコマイシン塩酸塩点滴静注用0.5g「VTRS」
ヴィアトリス・ヘルスケア
局方品754円
754円
±0%
バンコマイシン塩酸塩点滴静注用0.5g「明治」 表示中
Meiji Seika ファルマ
局方品980円
754円
+30.0%

他の規格:1%1g 4,157.30円〜1g1瓶 1,505円〜500mg1瓶 813円〜

バンコマイシン塩酸塩の全製品を見る →

添付文書情報(出典:PMDA)

効能・効果

〈適応菌種〉 白色 2.5~4.5 [50mg(力価) /mL(水)] 約1 [5mg(力価)/mL(日局 生理食塩液)] バンコマイシンに感性のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA) 〈適応症〉 敗血症、感染性心内膜炎、外傷・熱傷及び手術創等の二次感 染、骨髄炎、関節炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、腹膜炎、化膿性 髄膜炎 〈適応菌種〉 バンコマイシンに感性のメチシリン耐性コアグラーゼ陰性ブ ドウ球菌(MRCNS) 〈適応症〉 敗血症、感染性心内膜炎、外傷・熱傷及び手術創等の二次感 染、骨髄炎、関節炎、腹膜炎、化膿性髄膜炎 〈適応菌種〉 バンコマイシンに感性のペニシリン耐性肺炎球菌(PRSP) 〈適応症〉 敗血症、肺炎、化膿性髄膜炎 MRSA又はMRCNS感染が疑われる発熱性好中球減少症 参照] 〈PRSP肺炎〉 5.4 アレルギー、薬剤感受性など他剤による効果が期待できない場 合にのみ使用すること。 〈MRSA又はMRCNS感染が疑われる発熱性好中球減少症〉 5.5 本剤は、以下の2条件を満たし、かつMRSA又はMRCNSが原 因菌であると疑われる症例に投与すること。 5.5.1 1回の検温で38℃以上の発熱、又は1時間以上持続する37.5℃ 以上の発熱 5.5.2 好中球数が500/mm3未満の場合、又は1000/mm3未満で500/ mm3未満に減少することが予測される場合 5.6 国内外のガイドラインを参照し、本疾患の治療に十分な経験を 持つ医師のもとで、本剤の使用が適切と判断される症例について のみ実施すること。

用法・用量

通常、成人にはバンコマイシン塩酸塩として1日2g(力価)を1回 0.5g(力価)6時間ごと又は1回1g(力価)12時間ごとに分割して、そ れぞれ60分以上かけて点滴静注する。 なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

副作用

腎障害、聴覚障害が発 現、悪化するおそれが あるので、併用は避け ること。やむを得ず併 用する場合は、慎重に 投与すること。 機序:両剤共に腎毒 性、聴器毒性を有す るが、相互作用の機 序は不明である。 危険因子:腎障害の あ る 患 者 、 高 齢 者 、 長期投与の患者等 腎障害が発現、悪化す る お そ れ が あ る の で 、 併用は避けること。や むを得ず併用する場合 は、慎重に投与するこ と。 機序:両剤共に腎毒 性を有するが、相互 作用の機序は不明で ある。 危険因子:腎障害の あ る 患 者 、 高 齢 者 、 長期投与の患者等 8.5 第8脳神経障害があらわれることがあるので、聴力検査等観察 を十分に行うこと。[11.1.6参照] 8.6 肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、定期的に検査 を行うなど観察を十分に行うこと。[11.1.8参照] 特定の背景を有する患者に関する注意 合併症・既往歴等のある患者 テイコプラニン、ペプチド系抗生物質又はアミノグリコシド 系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者(ただし、バンコマ イシンに対し過敏症のある患者には投与しないこと) 治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。

相互作用

併用注意(併用に注意すること) 薬剤名等

高齢者への投与

投与前及び投与中に腎機能検査を行い、腎機能低下の程度により 投与量・投与間隔を調節し、血中濃度をモニタリングするなど慎 重に投与すること。高齢者では腎機能が低下している場合が多 い。[8.3、16.6.4、16.8.1参照]

※ 本情報はPMDA添付文書に基づきます。必ず最新の添付文書・処方医にご確認ください。

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