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制度解説・データレポート
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ボルヒール組織接着用(2mL4瓶1組)の薬価

ボルヒール組織接着用はKMバイオロジクスが製造販売するフィブリノゲン加第ⅩⅢ因子を有効成分とする外用薬(先発品)です。2026年4月改定時点の薬価は29,617.60円です。直近改定では薬価は据え置きです(2025年4月比 ±0.0%)。

薬価
29,617.60円(2026-04改定)
成分
フィブリノゲン加第ⅩⅢ因子
規格
2mL4瓶1組
区分
先発品
製造販売
KMバイオロジクス
供給確保医薬品
C群(令和7年厚生労働省告示第292号)
供給状況
①通常出荷(2023-08-30時点)

ボルヒール組織接着用の1ヶ月の自己負担(薬剤費の目安)

1日1回(毎日)・1回1組・30日分で服用した場合の薬剤費は888,528円(薬価29,617.60円 × 30組)です。窓口で支払う自己負担額の目安は次のとおりです。

3割負担
266,558円(高額療養費の上限に達する可能性あり)
2割負担
177,706円(高額療養費の上限に達する可能性あり)
1割負担
88,853円(高額療養費の上限に達する可能性あり)

実際の支払いは高額療養費の自己負担限度額で頭打ちになります。限度額は年齢・所得区分と、その月に世帯でかかった医療費の合計で決まるため、この薬の薬剤費だけからは確定できません。上の金額は上限を適用する前の値です。

調剤基本料・薬学管理料などの技術料は含みません。公費・高額療養費の適用も反映していない概算です。用法・用量は添付文書および処方医の指示にしたがってください。

ボルヒール組織接着用の今後の見通し

2027年4月の中間年改定は、実施の有無・対象範囲とも告示前です。本見通しは価格の予測ではなく、現在の指定状況と過去の改定実績から各品目に適用され得る規定を整理したものです。

次回改定
2027年4月(中間年改定)の予定です。改定対象となる品目範囲は告示前です。後発品が未収載のため、長期収載品ルール(G1/G2)の対象外です。
適用され得る規定
基礎的医薬品 → 薬価維持の見込み — 基礎的医薬品の指定が継続する場合、薬価は維持されます(第3章第8節1)。不採算品再算定の指定実績もあります(2025-04、2026-04)。
薬価維持(新薬創出加算)
新薬創出加算(革新的新薬薬価維持制度): 対象外(2026年4月時点)。公式リスト(2022〜2026年度)に掲載なし・収載15年超。加算の対象外です。次回は通常の改定ルールで、実勢価との開き(乖離率)に応じて引き下げられる見込みです。(収載1991-11)。判定は各年度の改定時点の厚生労働省公表リストによる。制度の解説

ボルヒール組織接着用の薬価は2018年4月の22,206.30円から2026年4月の29,617.60円へ、4回の価格改定を経て33.4%上昇しています。

ボルヒール組織接着用の薬価推移

改定年月薬価前回比改定理由
2018年4月22,206.30円
2019年10月22,121.50円-0.4%
2020年4月21,964.70円-0.7%
2021年4月21,355.60円-2.8%
2022年4月21,355.60円±0.0%基礎的医薬品(薬価維持)
2023年4月21,355.60円±0.0%基礎的医薬品(薬価維持)
2024年4月21,355.60円±0.0%基礎的医薬品(薬価維持)
2025年4月29,617.60円+38.7%不採算品再算定
2026年4月29,617.60円±0.0%基礎的医薬品(薬価維持)

−=引き下げ/+=引き上げ。「—」は公的リスト等で機序を確定できない変動(参考判定は改定理由ページへ)

改定理由と根拠を見る →

同種薬の価格比較(フィブリノゲン加第ⅩⅢ因子・2mL4瓶1組)

製品名 / メーカー区分薬価 / 前回改定率
ボルヒール組織接着用 表示中
KMバイオロジクス
先発品29,617.60円
29,617.60円
±0%

他の規格:0.5mL2キット1組 9,699.40円〜0.5mL4瓶1組 10,367.60円〜1mL2キット1組 12,647.80円〜1mL4瓶1組 15,311.50円〜3mL2キット1組 36,514.90円〜3mL4瓶1組 36,192円〜5mL2キット1組 63,428.90円〜5mL4瓶1組 61,378.90円〜

フィブリノゲン加第ⅩⅢ因子の全製品を見る →

同効薬(同じ薬効分類)

フィブリノゲン加第ⅩⅢ因子と同じ薬効分類に属する他成分の代表的な先発品です。

フィブリノゲン配合剤10,398.70円〜ヘミン154,716円〜

添付文書情報(出典:PMDA)

効能・効果

組織の接着・閉鎖 (ただし、縫合あるいは接合した組織から血液、体液または体内 ガスの漏出をきたし、他に適切な処置法のない場合に限る。)

用法・用量

フィブリノゲン凍結乾燥粉末(バイアル1)をフィブリノゲン溶解 液(バイアル2)全量で溶解し、A液とする。 トロンビン凍結乾燥粉末(バイアル3)をトロンビン溶解液(バイア ル4)全量で溶解し、B液とする。溶解した両液の等容量を接着・ 閉鎖部位に重層又は混合して適用する。 通常、10cm2あたりA液B液各々1mLを適用する。 なお、接着・閉鎖部位の状態、大きさなどに応じて適宜増減す る。 8. 8.1 重要な基本的注意 本剤の使用にあたっては、疾病の治療における本剤の必要性と ともに、本剤の製造に際しては感染症の伝播を防止するための安 全対策が講じられているものの、ヒトの血液を原材料としている ことに由来する感染症伝播のリスクを完全に排除することができ ないことを患者に対して説明し、その理解を得るよう努めるこ と。 8.2 本剤の構成成分である人フィブリノゲン、人血液凝固第XIII因 子及びトロンビンの原材料となる献血者の血液については、HBs 抗原、抗HCV抗体、抗HIV-1抗体、抗HIV-2抗体及び抗HTLV-1 抗体陰性で、かつALT値でスクリーニングを実施している。さ らに、HBV、HCV及びHIVについては個別の試験血漿で、HAV 及びヒトパルボウイルスB19についてはプールした試験血漿で核 酸増幅検査(NAT)を実施し、適合した血漿を本剤の製造に使用 しているが、当該NATの検出限界以下のウイルスが混入してい る可能性が常に存在する。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異 常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこ と。

相互作用

併用禁忌(併用しないこと) 薬剤名等

※ 本情報はPMDA添付文書に基づきます。必ず最新の添付文書・処方医にご確認ください。

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薬価DB 1.2万品目・改定履歴14.5万行/R8薬価算定基準・中医協議事録206回分を参照

薬剤を選択してから質問すると、薬価・後発品情報も参照できます。

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